損益分岐点・必要売上計算表|目標利益から逆算
損益分岐点は『赤字にならない売上』、必要売上は『目標利益まで含めて必要な売上』です。本商品は、単価・変動費・固定費・目標利益を分け、3シナリオで必要数量と必要売上を確認します。
2026-07-22 更新(v1.0.2):売上額を連続値の公式式、必要数量を切上げ値として分離しました。運用設定が不正・未完了なら計算を停止し、基準シナリオの欠落・重複も明示します。購入済みの方は、更新後のZIPを再ダウンロードしてください。
この商品で終わること
損益分岐点と目標利益達成売上を3シナリオで確認できる状態まで、入力・確認・判断・記録の順で進められます。
- 損益分岐点売上と数量を計算
- 目標利益から必要売上を逆算
- 単価・変動費・固定費の変化を3案で比較
v1.0.2で強化した点
- 損益分岐点数量だけでなく損益分岐点売上も自動計算
- 必要数量と販売上限を比較し、「上限内・上限超過」を表示
- 基準シナリオを名前で参照し、行順を変えても集計先を維持
- 対象期間・金額単位・税区分・数量単位・担当者を「運用設定」に記録
- 運用設定・基準シナリオ件数・基準行の入力状態がすべてOKの場合だけ集計値を表示
向いている方
- 必要売上を感覚で決めている小規模事業者
- 元資料を手元に集め、担当者と確認しながら進められる方
- 一度きりの作成ではなく、月次・案件ごとに更新できる台帳を求める方
向いていない方
- 税務・法務・融資の個別判断や代理を求める方
- 元になる請求書、見積書、工数などを用意できない方
- スマートフォンだけで複雑な表計算を完了したい方
付属ファイル
ダウンロードは break-even-target-profit_v1.0.2.zip の1点です。展開すると次の編集可能ファイルが入っています。
00_README.md01_編集用実務ブック.xlsx02_運用ガイドと判断フロー.docx03_出典と更新履歴.md
実務ブックには「使い方」「損益分岐点」「記入済み例」「運用設定」「集計・判断」「最終チェック」「出典・更新履歴」を収録しています。
購入前の見本
見本の会社名・工事名・人物・金額はすべて説明用の合成例です。購入後は損益分岐点シートへ入力してください。
必要な環境
- 確認済み: macOS / LibreOffice 26.2.2.2
- Microsoft Excel / Word: 標準的な数式・OOXMLで作成していますが、本制作環境では実機未確認です
- Googleスプレッドシート / Googleドキュメント: 未確認です
- スマートフォンだけで初期設定と大量入力を完了する用途には向きません
含まれないもの
個別相談、入力代行、申請・交渉代理、法的・税務・安全判断、継続サポート、成果保証は含みません。
他商品との違い
No.1は商品別原価、No.31は現金の時期、本商品は利益ゼロと目標利益の売上水準を扱います。
基準日と出典
基準日は2026-07-20です。主な一次情報は次のとおりです。
- J-Net21 財務の基礎知識
- https://j-net21.smrj.go.jp/solution/handbook/finance/treasury.html
- 確認日: 2026-07-20
- J-Net21 損益分岐点の計算方法
- https://j-net21.smrj.go.jp/startup/manual/list5/5-2-9.html
- 確認日: 2026-07-22
- 損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率、必要売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率の確認
- 経済産業省 ローカルベンチマーク
- https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/locaben/
- 確認日: 2026-07-20
制度・様式・運用は変わるため、実際に使う時点で公式サイトと所管窓口を再確認してください。
まず開くファイル
ZIPを展開し、最初に 00_README.md、次に 01_編集用実務ブック.xlsx の「使い方」と「運用設定」を開いてください。期間・単位を記録し、架空例を確認してから損益分岐点シートへ進むと、数式セルの上書きや単位違いを防ぎやすくなります。
用意する資料
- 平均単価
- 1件当たり変動費
- 対象期間の固定費
- 対象期間の目標利益
- 現実的な販売上限
入力前に、対象期間、税込・税抜、数量単位、版、担当者をそろえてください。不明な値は推定で確定せず、『要確認』として根拠資料、確認先、期限を残します。
手順
- 「運用設定」で対象期間・金額単位・税区分・数量単位・担当者と、No.1配賦固定費を含めないことを記録し、設定状態をOKにする
- 単価と変動費を同じ単位にする
- 固定費を対象期間へ合わせる
- 目標利益を入力する
- 基準・慎重・改善の3案を比較する
- 必要数量が販売上限を超える場合は価格か原価を見直す
架空の完成例の読み方
「記入済み例」には、合成した会社・案件・工事・人物と説明用の数値を入力しています。結果の数値を正解として流用するのではなく、どの資料をどの列へ入れ、どの出力を次の判断につなげるかを確認してください。
判断フロー
- 限界利益がゼロ以下なら価格・変動費を先に修正
- 販売上限判定が「上限超過」なら単価・商品構成を再検討。「上限内」は能力条件の一つであり、需要・資金・人員を含む総合的な実行可能性は別に判断
- 資金の入出金時期はNo.31の13週資金繰りで別に確認
商品間の引継ぎと二重計上防止
No.1から転記するのは単価と販売数量に連動する直接変動費です。家賃・管理部門人件費などの共通経費は本商品の固定費へ一度だけ入れ、配賦済み原価との二重計上を避けます。
よくある失敗と戻し方
- 変動費に固定費を混ぜる:販売数量に連動する費用だけを変動費へ戻し、期間で発生する費用は固定費へ移して必要数量を再計算します。
- 粗利率と限界利益率を同じだと決めつける:売上から変動費だけを引いて限界利益を計算し、限界利益率の分母が売上になっているか確認します。
- 単価が変動費以下なのに計算結果を使う:単価と1件当たり変動費を元資料で再確認し、限界利益が正になるまで価格・仕様・仕入条件を見直します。
- 月次固定費と年次目標利益を混ぜる:すべて月次または年次へ換算し、期間をそろえた値だけで損益分岐点と必要売上を再計算します。
- 必要数量を需要予測と誤解する:必要数量は採算条件として扱い、別途、販売実績・受注見込み・供給能力と比べて実行可能性を判断します。
最終チェック
実務ブックの「最終チェック」を上から確認し、確認者と確認日を入力します。「運用設定」の状態がOKか、基準シナリオが一意か、No.1転記額に配賦固定費を含めていないかを重点確認します。
確認先と免責
計算・集計結果は入力値と前提に依存します。自社の契約、規程、会計方針と専門家の判断を優先してください。
本商品は作業補助であり、利益改善、交渉合意、提出受理、適法性、安全性を保証するものではありません。判断に迷う場合は、行政庁、公的相談窓口、税理士、弁護士、行政書士、社会保険労務士等の適切な確認先へ相談してください。